RN工廠

1/2000~4000ミニスケール洋上艦船模型製作暦20有余年、 その極小世界へようこそ・・・・

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「坂の上の雲」ロケセット!(4)~撮影!~

11/26.27.28の三日間、SKIPシティの巡洋艦「浪速」セットにて本編撮影がありました
26は現場作業があって無理でしたが、27.28は会社にいたので折々抜け出し見物することが出来ました・・・

27日、午前中は小雨模様だったため2時頃現地に向かいました
↓はその時の模様です
PB270139a.jpg
赤1旈 の信号旗掲げるシーンの撮影のようです。
(赤旗は”B"ですね)
マストにヤードがないのでヤードの先辺りに高所作業車を持って来ての撮影です
(ちなみにトップに上がっているお二人も高所作業車で上がっていました。シュラウド使えよ~)
午前中は小雨、この時間になって雨はやんだものの曇り模様でほぼ無風、
湿気のせいか、旗は索にまとわり付いてなかなかきれいに上がりません
10回ほどこのシーン繰り返していましたが、OKはでなかったようです
PB270139b.jpg

続いて最初の写真で前檣ファイティングトップで待っていたお二方に出番、左手の見張り員役の方にセリフが在りました
PB270166a.jpg
↑画像で右側の前檣見張り員が望遠鏡下ろした後艦橋に向かって報告します

「トーショーボーにキリュー!、*○×△*・・・」

「キリュー」は旗旈 でしょうし、後半は旗の種番告げているのでしょうが、前半の「トーショーボー」ってなんだ?
すぐにリテイクが入り、カチンコの音とともに演技に入ります
「コーショーゴーに旗旈 !*○×△*・・・」
今度はなんとか聞き取れました!「高陞号に旗旈 !」ですね!!
予想通り、日清戦争時の高陞号事件のシーンの撮影のようです
そうすると↑画像で探照灯台の下にいるお方が東郷艦長役の渡哲也さんでしょうか?
なんとなくそうも見えるし違う気もするし・・・

それにしてもここで重要な疑問が持ち上がってきました・・・
これまではセットを「浪速」と特定してはいてもどんなシーンに使われるか
確定してはいなかったのでスルーしていたんですが
日清戦争当時の浪速は白塗装ではないでしょうか
灰塗装は日露戦争開戦直前、戦時塗装として採用されたもののはずです
あるいは浪速のみ10年前から灰塗装だったのでしょうか
(この事が「高千穂」にこだわった理由でもあるんですよ)

この作品には軍艦研究家に著名な泉江三氏の「イズミ・アソシエーツ」も参加していると聞きますので
その辺の工廠に抜かりはないはずなのでさらに疑問は募ります

そうこうしているうちに時間は3時過ぎ、さすがに(なにが?)拙いので今日はこの辺で引き揚げです・・・

翌28日もやはり午前中は雨、午後は一転ピーカンの不思議な天気でした

今日は仕事が閑なので午後早々にオフにしてしまい再び金網に張り付きます(^^;


やはり2時頃現場到着、また今日も旗旈 信号掲げのシーンを撮影していました
(三番目の旗が微妙ですが黄色に紺なら”B15”となりますね。どんな意味でしょう?)
昨日と違って軽風が吹いており旗はキレイになびいています
(ただピーカンなんで撮影ポジションが限られるのが難点ですが・・・
先輩いわく「ピーカン不許可!」)
この後続いて昨日OKがでなかった(と思われる)赤旗1枚のシーンも撮影していました
PB280264a.jpg
つぎは艦長のアップのシーンです。何か昨日おなじポジションに立っていた方と
周りの扱いが違うなとおもっていたら、このお方が”渡哲也”さんなんですね・・・
(昨日はディレクターが他の人の演技指示しているとき、
前の方は一人でポツンとほっとかれていましたが、今日のお方の周りには
いつも人が付いていました)

PB280237a.jpg

ピーカンはプロの方にも当然悪さしてますので、アップ撮影の為には遮光板使ったりして準備に手間取っていました。俳優の一番の仕事は忍耐のようですね・・・
(ここまで私同様、キャストの皆さんもほぼ二時間たちっぱです)
主、副砲近辺からはスモークが焚かれ、砲撃シーンの撮影のようです
苦渋の決断の末、高陞号を砲撃するシーンでしょうか?

真ん中辺に昨日は見掛けなった黒ジャケット方がいます。航海長でしょうか?
PB280243a.jpg
このシーンを最後に今回の渡さんの撮影は終了、スタッフに拍手で送られながら渡氏退場です。
(この頃には私の周りにご近所の高齢者さんたちが集まっていました
「なにやってるの」「例のNHKのドラマの撮影です」「誰かきとるの?」
「多分、渡哲也さんが・・・」といったが最後、数人のオバちゃんたちに囲まれてしまいました・・・)

PB280188a.jpg

渡さんの撮影が終わって艦橋周辺のキャストの方々もご退場です
こうしてみると信号旗収納の周囲は随分派手な色合いになりますね
夜間はともかくこの部分は随分遠くからでも視認できたのではないでしょうか?
ブルワークの内側に隠したりしてなかったのかな・・・

そうおもうと航海中は外舷に吊り出しているはずのボートも内舷のままです
改めて撮影が始まると(塗装のことといい)いろいろ細かいところが気になってしまいますね・・・

PB280246a.jpg

今回のセット撮影は今日で終了なので、渡さん退場とともにホリゾントの撤去、撮影用足場の解体など撤収作業が始まりました

この後、渡さんの立ち位値には(たぶん)昨日の”東郷平八郎(背中)”役の方が立ち
2.3のシーン撮影していました。
「高陞号にボート(?)送れ」等のセリフが聞こえました

すっかりホリゾントも片付いた後、最後の撮影は前檣トップの見張員のセリフです
「前方の商船に英国旗!」と言うシーンですが
最後の英国旗の「旗!」という音がなかなか出ず他のキャストさんがいなくなった後も
一人でトップ上でセリフ言っていました。もう4時近く、あそこ寒いだろうなあ・・・・

回覧板によると次回は12/9~15、その次は来年1/26~27だそうです。
ひょっとすると次回は筑紫として本木雅弘さん迎えての撮影かもしれません・・・
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  1. 2008/11/30(日) 09:49:26|
  2. 「坂の上の雲」ロケセット
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「坂の上の雲」ロケセット!(3)~見学会編~

PB060032a.jpg

先週11/6、回覧板にこんなお知らせが混じっていました
「セット見学会のご案内と、撮影協力のお願い」
”NHKでは大型ドラマ「坂の上の雲」の製作を進めておりスキップシティB街区に
ドラマに登場する巡洋艦のセットを組み立てております。11月末~来年2月までの期間に
撮影を予定しています・・・”

これでやっと、予てから私が気にしていた、軍艦のセット”らしきもの”が「坂の上の雲」の
撮影セットであるとの確認が得られたわけです
お知らせには続いて

”今回の撮影について周辺の皆様のご理解を得るため、埼玉県の視聴者の皆様に
番組に親しんでいただくため、下記3日間、セットの見学会を予定しております・・・”

とあり11/13.14.15の日付が記してありました
15日は姪の七五三に行く予定で×、13か14となると普通に仕事なわけですが
スケジュール帖睨んだところ、テトリスの要領で詰め詰めすれば
14日の午後は空けられそうでした・・・
(しかしこのお知らせの日付は10/26になっていましたがウチの町内は
回覧板廻ってくるのが特別遅いようです。特にウチみたいにマンションだと・・・)
PB140154a.jpg
さて見学会2日目の11/14、午前で仕事しまって勇んでSKIPシティに向かいました
今日14日は埼玉県民の日で、公立学校はお休み、SKIPシティも各施設が無料開放、
そこそこの混雑が見られました・・・

PB140110a.jpg
セットの艦尾側には見学会用と思しき仮設の木製の階段が上り下りの1対作られていました
この階段の下でNHKの方から今回の大型ドラマ「坂の上の雲」簡単なレクチャー受けました
やはり(当然というか?)このセットは巡洋艦「浪速」で日清戦争当時東郷平八郎大佐の乗艦であり
日露戦争当時も活躍した艦であるとのことでした
撮影時には東郷平八郎役の”渡哲也(!)”さんがくるとの言葉に見学の年配の女性はしつこく”何日に来るの?何日?”と聞いていました(^^;
(それにしても三船さんをよみがえらせるわけに行かないにせよ何故渡??)

PB140109a.jpg

階段脇から煙突、ボートデッキを見上げます。煙突両舷のカッターは22名乗りですが、もちろん水に浮かべれば直ちに沈む(!)代物だそうです


PB140098a.jpg

艦橋直下の海図室内部。撮影前にはそれらしい機材をもう少し並べるとのことでしたが
いづれにしても当時の艦艇の船内はシンプルなものだったと思われます
壁はベニヤ板にニス塗っただけだそうです
PB140073a.jpg

PB140082a.jpg
艦橋前の上構端部に乗せられた小砲、ホチキス製を模したものといっていましたので
47㎜砲でしょうか?

PB140084a.jpg
マスト中段のファイティングトップを見上げたところです
このマストだけはさすがに強度的に金属製ですが、そのほかは全て木製です

PB140086a.jpg
PB140091a.jpg
前甲板から艦橋を見上げます舵輪は欧州製の輸入品、その他伝声管などは特注製作だそうです

PB140089a.jpg
前甲板左舷側の交通扉から主砲砲室を望みます。砲身の仰角を固定するためか材木で仮のジグが作られているようです。写真の手前両側に鋼板を固定するリベットが多数穿たれていますが、これも全て木製の引物のようです
ちなみに「男たちの大和」セットでは溶接構造の再現のためシリコンコークが多用されていました・・・
DSC01315.jpg
同じく右舷側から覗いた前部。短い主砲身が見えます(携帯写真なので不鮮明です)

PB140104a.jpg
左舷中央のスポンソン上の3in砲です。右舷の同位置には6in砲が置かれるとのことです
DSC01306.jpg

PB140097a.jpg
砲が防楯と固定されていて、砲のハンドルを廻すと旋回レールに乗った防楯も一緒に廻るように作られていました。NHKの解説の方が廻しています
PB140095a.jpg
左舷側から航海艦橋を見上げる信号旗の収納用の板らしきものが作ってありました
「あのアルファベットの書いた板はなんですか?」とたずねると「信号用の旗をかけておく板だと思います。でもZがあるのは間違いですねZ旗は日本海海戦で三笠に初めて掲げられたものですから・・・」と返答に悩む微妙なお答えが帰ってきました・・・(^^;

PB140096a.jpg
左舷側のウィング先端の見張り台(?)です。このクラスの艦橋はほかにあまり例のない配置で海図室の上に艦橋、司令塔が乗っていてその高さがかなり低い位置にあるので両舷ウィング上に見張り台が設けられたものともいます。
PB140125a.jpg

見学は30人一組、狭い船上なので解説受けながらひと回りしても5分足らずのコースで、その後は自由に写真などお撮りください戸のことでしたが、すぐにつぎの組がきてしまうので余りのんびりは出来ませんでした。なんとか10分ほど粘ったところで下船、下から艦首側に廻ってみました
↑は右舷艦首側です。主錨、副錨が甲板に並んで係止されています。これといってアンカーベットらしき構造物はなく、ただ並んで置かれているといった風情でした

PB140132a.jpg
さらに回り込んで左舷前部から。この角度からだとシールドつきの3in方の様子が良く分かります。
また。艦橋が低いので両舷の見張り台の効用も理解できますね
PB140145a.jpg

会場を出て、NHKアーカイブスなどがある建物からセットを見下ろしてみました。撮影時は手前の鉄骨で組んだ櫓にブルーバック用のホリゾントが掛かってしまいますからこの角度では本体は見えなくなってしまいます。



実はこのセット、現在は「浪速」と言うことになっていますが、今後撮影中に何度も模様替えされるそうです
煙突を交換、艦橋上部を取り外し日清戦争中、秋山真之が乗った「筑紫」に、また塗装を変えて「定遠」、「スワロフ」もこの船体使って撮影するそうです(^^:
(一時夢に見たこの原っぱに多数の灰色、黒の軍艦が並ぶ様は文字どうり夢想だったようです)

↓が筑紫に変身するときようの煙突だそうです。その際は前後逆の設定になるらしいです・・・PB140111a.jpg
  1. 2008/11/15(土) 17:50:43|
  2. 「坂の上の雲」ロケセット
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「坂の上の雲」ロケセット?・・・(2)

前回少々疑問持ちながらもおおよそセットの正体は{松島」だろうと当たりつけた私は
性懲りもなく翌10/29も現場から帰社の途中、回り道してSKIPシティよって見ました・・・

PA290007a.jpg

前日は4:30過ぎだったので右舷側からは西日が強すぎ撮影できませんでしたが
今回はは3:00過ぎだったのでOK、昨日よりまた一段と工事進んでる様子見る事が出来ました
「おっ?主砲が載ってる・・・」
昨日は後ろ向いてガランドウだった砲室に主砲身が納められています
PA290017a.jpg

主砲のアップです
「随分短いな・・・三景艦の32cm砲ってもっと長かった気が・・・」


PA290015a.jpg

↓の画像が松島です。砲-マスト-煙突の位置関係はともかく
それぞれのサイズの印象が結構違ってますよね・・・
それに松島の32cm砲は38口径、砲身長は12m、このセットの砲は
構造物下に見える足場の高さが1.8~2mですからせいぜい6mくらいでしょうか?
さらに松島のバーベット(砲座基部)は30cmの装甲で覆われているはずですが
そこに開口が開いているのも奇妙です・・・
matsushima.jpg

「つーことは・・・」
と当時の帝国海軍の巡洋艦クラス頭に思い描いたところ”浪速”級巡洋艦だと思い至りました。
(実は、言うほど大げさじゃないです。今回セット見た瞬間そう思いました)

浪速級なら前後に単装短砲身の26cmですし、砲-マスト-艦橋-煙突の配置です
あと松島には無い舷側のスポンソン15cm砲が在り、そのスポンソンも表現されています

何より”浪速”なら東郷提督が艦長時代の「高陞号事件」や、
仁川沖海戦、蔚山沖海戦、日本海海戦などに参加
同型”高千穂”は仁川沖海戦での殊勲艦ですし、ほぼ浪速と行動を一にしています
(「オオイナルサカナ」鯨事件でも有名ですね)
「坂の上の雲」作品中での出番も問題なくほぼ間違いないようです

PB020115a.jpg

↑さらに工事進んだ11/2の”浪速級”防護巡洋艦セットです
右舷側煙突横のスポンソンには何も配置されていませんがこれは多分資材搬入のための処置で
反対舷のスポンソンにはすでに15cm砲が配されています
またマスト両舷の砲座にもシートで覆ってありますが(多分)6pdr砲が両舷に載っています

それにしても一番上の写真に写っている転がってる煙突らしきものはなんなんでしょう
(というか現物見ると煙突そのものです)
浪速級は煙突1本でもう立てる余地ははありません
間違えて製作したものでしょうか・・・(立ててみたけど寸ちがいとか)
あるいは撮影時に背景として煙突だけ立てるとかするんでしょうか?
謎であります・・・

PS”浪速級”ではとの御教授、某友人様からもいただきました
謹んで感謝申し上げます~
  1. 2008/11/03(月) 09:57:45|
  2. 「坂の上の雲」ロケセット
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